コラム
[連載:第2回]医療通訳士に求められる現場力とは
2017年6月15日
ひとくちに医療通訳士と言っても、どの様な機関や形態で働いているかによって、仕事内容も変わってきます。
大きな違いは、病院やクリニックと提携して働いている場合、通訳以外にその職場に特化した事務業務なども含まれる事があります。また、フリーランスで働く医療通訳士 は仕事の時間や量を調節できたり、自分の専門範囲などを考慮して依頼を受けられるといった利点があります。
ただ安定して仕事がなかったり、急な依頼も多いので事前に得られる患者さんの情報が少ない事もよくあります。私の場合は オーストラリアのクリニックで週に2〜3回、日本人 の方を対象に医療通訳をしています。