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カテゴリー: 通訳士情報
医療関連情報
訪日外国人旅行者受入可能な医療機関を全国に320ヵ所選定しました ~訪日外国人旅行者の安心・安全確保への取組みについて~
2017年3月4日
1.訪日外国人旅行者受入可能な医療機関リストの作成
外国人旅行者がスムーズに医療機関にアクセスできるよう、観光庁と厚生労働省が示した要件に基づき、外国人旅行者の受入が可能な医療機関の選定を都道府県に依頼し、全国から約320の医療機関(※)が報告されました。これらをリストとして取りまとめ、日本政府観光局(JNTO)のホームページに掲載しました。来年度以降も、都道府県での選定を踏まえ、リストの充実を図ってまいります。
(URL)http://www.jnto.go.jp/eng/arrange/essential/emergency/mi_guide.html#search
(※)神奈川県、石川県、兵庫県から報告があった約50の医療機関については、2017年3月7日にホームページに反映されます。
2.不慮のケガ・病気になった際に役立つ医療機関の利用ガイドの作成
日本医師会・東京医師会監修のもと、外国人旅行者が日本滞在時に、不慮のケガ・病気になった際に役立つ医療機関の利用ガイドを作成しました。また、日本政府観光局(JNTO)のホームページにも同様のガイドを掲載しました。今後、全国の観光案内所、宿泊施設、医療機関、地方自治体等の受入関係者の皆様に配布をしてまいります。
<医療機関の利用ガイド(「具合が悪くなったときに役立つガイドブック」)概要>
-日本の医療機関に関する基本情報
-医療機関へのかかり方と注意事項
-症状・病状説明のための指差し会話シート 等
(PDF)http://www.jnto.go.jp/eng/arrange/essential/emergency/pdf/guide_eng.pdf
(URL)http://www.jnto.go.jp/eng/arrange/essential/emergency/mi_guide.html
”出典:国土交通省観光庁”
医療関連情報
神戸市が海外患者受け入れ窓口 手続き一本化へ
2017年2月21日
神戸市は、海外の医療機関からの紹介による患者を受け入れるため専門窓口を設置する。医師や病院が個別に受け入れる例はあるが、言葉の壁などでトラブルにつながるケースもあり、窓口を一本化し、医療専門通訳の配置などで円滑化する。10月ごろの開設を予定し、2017年度当初予算案に約820万円を計上した。
「海外患者受け入れワンストップ窓口」。発展途上国などの患者を、神戸・ポートアイランド2期の医療産業都市にある6病院を中心に市内の医療機関で受け入れるための手続きを代行する。
”出典:神戸新聞”
通訳士情報
インバウンドで拓く医療観光の可能性
2016年11月27日
インバウンドと日本の医療
その傾向は消費動向調査にも表れています。観光庁が発表している2016年の訪日外国人消費動向によれば、2016年4月-6月にかけて韓国から渡航した人の目的として「健診・治療」が0.25%と前年同時期の0.07%から上昇しています。 このトレンドは世界で広まっています。韓国、タイでは日本より早く、この医療観光事業に取り組み始めました。地理的に距離が近いこと、言語的に障害が低いことからも、日本より効果的にメディアツーリズムを行えるとみえます。
”出典:Life Pepper”
通訳士情報
外国人患者 初の実態調査 厚労省、通訳など五輪へ体制整備
2016年10月25日
厚生労働省が全国の医療機関や自治体を対象に、外国人患者の受け入れ実態に関する初の大規模調査に乗り出すことが分かった。政府は東京五輪・パラリンピックが開かれる2020年に向け、外国人患者に的確に対応できる医療機関を大幅に増やす方針。治療実績や通訳などの支援体制を確認、外国人が安心して医療を受けられる環境整備を図る。
日本を訪れる外国人は15年に過去最多の約1974万人に達し、外国人患者の医療ニーズは増えている。厚労省は調査結果を旅行者や定住者への対応だけでなく、診療や検査を目的として訪日する外国人への質の高い医療サービス提供にもつなげたい意向だ。厚労省によると、調査対象は救急患者を受け付けている病院など国内約4千の医療機関。今後調査依頼を出し年内に結果をまとめる予定という。
”出典:日本経済新聞社”
通訳士情報
診察室「おもてなし」磨く 医学生、英語で外国人対応
2016年10月9日
首都圏を中心とした医学生約300人が勉強会やボランティアを通じ、英語での外国人患者への対応力を磨いている。異国では症状を伝えるだけでも容易でないが、コミュニケーションまで目配りした医学部の講義は少ない。2020年に東京五輪・パラリンピックを控え、今後も訪日客は増えそう。将来、診察を担うこうした医師の卵たちの実力底上げが不可欠だ。
「横になってください」「気持ち悪くないですか?」。都内の総合病院の一室で、大腸の内視鏡検査を受ける外国人患者に医学生が英語で話しかけた。付き添いボランティアの一場面だ。技術の進歩で体への負担は軽減したとはいえ、母国外で機器を使った検査を受ける不安は小さくない。
”出典:日本経済新聞(朝刊)”