通訳士情報
コロナ禍の海外で暮らす日本人、死後に待ち受ける「悲愴な現実」
2020年9月18日
依然として感染拡大が続く新型コロナ。各国は自国へのさらなる侵入を防ごうと、感染国からの入国を拒絶したり、入国者には2週間以上の強制隔離を義務づけるなど水際での対策強化を続けている。こうした対応によって増えているのが、親族や親しい友人の最後に立ち会うことのできないといった悲しい別れだ。タイでも自身がトランスジェンダーであることを公表した日本人男性が、バンコクで孤独死。日本にいる家族は入国することすらできなかった。男性は遺族の了解を得て現地で荼毘(だび)に付され、本人の希望によって現地の川に散骨された。コロナの影響はこんなところにも暗い影を落としている。(バンコク在住ジャーナリスト 小堀晋一)
”出典:YAHOO!Japanニュース”